続く2回戦では、春の選抜大会でベスト8入りを果たした強豪・学校法人石川高等学校と対戦しました。30名を超える選手を擁する層の厚いチームで、多くの保護者や関係者が応援に駆け付ける中での試合となりました。

試合は初回から4点を失う苦しい立ち上がりとなりました。しかし、監督がマウンドで選手たちを集めると、選手たちは笑顔を見せながら気持ちを切り替えました。その後も最後まで諦めることなく、粘り強く戦い続けました。
2回、4回と得点を重ね、相手にリードを許しながらも食らいつき、最終回を迎えました。先頭打者から2者連続ヒットでチャンスをつくると、これまでベンチから仲間を支えてきた3年生・小林選手が代打で出場しました。そこで値千金の2点タイムリーヒットを放ち、最後まで逆転への望みをつなぎました。


その後、3番、4番が打ち取られ、最後は主将に打席が回りました。春先に大けがを負い、約半月前に実戦復帰したばかりでしたが、最後まで笑顔を絶やさず、一球一球に全力で向き合いました。結果はセンターフライとなり、惜しくも2回戦敗退となりました。

しかし、強豪を相手に最後まで笑顔を忘れず、仲間を信じ、全員で戦い抜いた選手たちの姿からは、大きな成長を感じることができました。勝敗だけではなく、仲間とともに努力することの大切さや、夢に向かって挑戦することの素晴らしさを、まさに体現した大会となりました。
試合後のミーティングでは、これまで野球を続けることができたことへの感謝を、応援に駆け付けてくださった保護者の皆さまへ伝えました。多くの方々の支えがあって今の環境があることを実感し、感謝の気持ちを胸に大会を終えることができました。
